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議長声明

「林川伸二議員及び姥順一議員に対する辞職勧告決議」に対する議長声明

 6月17日、鷹栖町議会第2回定例会にて、「林川伸二議員及び姥順一議員に対する辞職勧告決議」が賛成多数で可決されました。

 議会を代表する議長の立場として、「議員辞職勧告決議」が提案されたこと自体、非常に残念な思いです。同時に、この事案については町民の皆様にしっかりと説明する責任があると考え、声明を発表させていただきます。

 それでは、なぜ「議員辞職勧告決議」を提案せざるを得なかったか、なぜ、苦渋の決断をしなければならなかったのか、経過を含めてご説明いたします。

 議会は、執行機関(以下「町」という)に対して、議事機関、意思決定機関として存在しています。

 そして、町の行政執行は、議会議決を得ることを前提としており、町が提案した条例などに可否を表明することは、議会の最も重要な使命であり、職責です。

 議決は、議員個々の意思表示、すなわち表決の集約です。議員の意思が賛否に分かれた場合、通常の案件は過半数があれば議決(議会の意思)となります。

 このようにして決定した議決は、議員個々の意思から独立したものとなり、議会全体の統一した意思となります。例え、反対の意思を表明した議員であっても、議会の構成員である以上、議決には従わなければなりません。

 

 4月9日に、2月26日に開催した第2回臨時議会にて議決した「鷹栖町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」について、両議員(議員名)から公開質問状が提出されました。

 4月9日以降、同僚議員が公開質問状を取り下げるよう求め、4月19日に公開質問状は取り下げられ、私も安堵いたしました。

 4月20日に、常任委員長などを招集し、情報の共有、今後の対応を図りました。

 4月26日に、私から両議員に議会としての考え方をお伝えしました。

 5月7日に、両議員(議員名ではない)から前回と同じ内容の公開質問状が再提出されました。

 5月12日に、前回同様に常任委員長などを招集し、情報の共有、今後の対応を図りました。

 5月13日に、町から両議員に対して公開質問状に対する回答書が提出されました。

 5月14日には、町から議会に対して、公開質問状に関する検証が求められました。

 5月19日に、私から両議員に議会としての考え方をお伝えしました。

 5月21日に、議会の検証期間中にも関わらず、両議員から町の回答書に対して公開再質問状が提出されました。残念ながら、この公開再質問状の文中には、議決した条例の改ざんが見られ、さらにその改ざん箇所で質問していました。

 5月24日に、議員(全員)協議会を開催し、これまでの経過並びに今後の議会としての対応を協議しました。※林川議員および姥議員も「これまでの経過」の議論には参加しています。

 6月2日に、町に対して公開質問状に関する検証結果を回答しました。

 6月4日に、町から両議員に対して公開再質問状に対する回答書が提出されました。

 6月7日に、議会運営委員会を開催し、「議員辞職勧告決議」の提出議員および賛成議員を決定しました。

 6月17日に、第2回定例会にて、「議員辞職勧告決議」が賛成多数で可決されました。

※決議の結果は、最下段をご覧ください。

※条例の改ざんの詳細は別な資料をご覧ください。

※決議文は別な資料をご覧ください。

 

 議決案件の公開質問状は、例え疑義であったとしても、不適切な行動と言わざるを得ません。ただし、公開質問状の提出は、2月26日開催の第2回臨時議会以降のため、議場外の行動になります。議場外の行動に対しては、懲罰などの処分を下すことはできません。

 公開質問状に対する議会の意思表示は、決議文になります。一般的に、「不適切な行動」は「問責決議」に相当し、「議員の資質に欠ける行動」は「議員辞職勧告決議」に相当します。

 今回の行動は、公開質問状の「提出」にとどまらず、取下げ後の「再提出」さらには「再質問」という行動をしています。特に条例の改ざんは、議会議員としてはあってはならないことです。よって、「議員の資質に欠ける行動」として認定し、「議員辞職勧告決議」を提案しました。

 確かに、「公開質問状」は、議員のみならず町民、誰もが提出することができます。しかし、議員が住民の代表者である以上、今回の条例も、議場にて議論を尽くすべきであって、議場外にて議論するべきではありません。

 

 全議員は、議場にて真摯な議論を尽くし、町民の福祉の向上につなげなければなりません。今回、「議員辞職勧告決議」を議決しましたが、議会の役割は今後も変わりません。

 町民皆様の厳しいご意見に対して、真摯に耳を傾け、信頼回復に努めるともに、議会としての努めを果たしていく決意です。

 

 令和3年6月18日

 鷹栖町議会議長  木 下 忠 行

 

 

「林川伸二議員及び姥順一議員に対する辞職勧告決議」結果

 提案者 大石 隆(副議長)

 賛成者 木下忠行(議長)、斉藤哲子(総務文教常任委員長/療養により欠席)、舟根輝好(経済福祉常任委員長)

 

議決結果

 賛成者 沢口 仁、桑原芳文、舟根輝好、大石 隆、木下忠行

 反対者 川原 允、日下義朗、片山兵衛、青野 敏

 除斥者 姥 順一、林川伸二(注1)

 欠席者 斉藤哲子

 

 注1 除斥:議件に関係する議員は、議案審議に参加することができません。

 

最終更新日:20210908

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〒071-1292 北海道上川郡鷹栖町南1条3丁目5番1号
TEL 0166-74-3660 FAX 0166-87-2196

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