August 2016(広報8月号のジェニファーさんコラム)

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今月は、2週間の予定で妹が遊びに来ます。嬉しくて楽しみでたまらないので鷹栖町の皆さんにハイ・ファイブ!!
町内の学校が夏休みの間、鷹栖のきれいな景色や施設はもちろんのこと、私も大好きになったジンギスカンを食べに行ったり、近郊の田んぼアートやお祭り、少し足を伸ばして美瑛・富良野・大雪山方面へのドライブも計画しています。

日本はお祭りの多くなる時期ですね。ゴールドコーストでも様々なお祭りイベントがあります。その中でも“ブルース オン ボードビーチ”は多くのレストランが立ち並ぶボードビーチという場所で開かれ、何箇所にも設置されたステージではたくさんのブルースバンドが演奏し、人々は踊ったり食事をしながら楽しみます。午前11時から午後11時まで演奏は続き、お祭りの1ヶ月後にはジャズ音楽を楽しむ“ジャズ オン ボードビーチ”が開かれます。
人気のあるお祭りがもう一つ。“ゴールドコースト マルチカルチャーデー”(多文化祭)です。オーストラリアを形成している色んな国の文化を観る・食べる・体験することができ、アフリカの打楽器を聞きながら、日本のお好み焼きを食べたりする楽しいイベントです。
人口の大半がオーストラリア出身者ではありながらも、その75%以上もの人が祖先はオーストラリア人以外とされています。祖先が先住民族であるオーストラリア人は全体の約2%程しかおらず、約43%の者は親の一方が外国出身者です。集計するとオーストラリアは200カ国以上もの異なった国の出身者からなっているそうです。
多文化が混在するオーストラリアから日本に来ると、何百年にもわたり独自の文化を築いている日本が興味深いです。日本では大体の日本人が一番に思いつく“日本のやり方”があるかと思いますが、オーストラリアでは皆が共通して思い浮かぶやり方など存在しません。これもまた文化的に非常に面白く、絶えず進化している事であり、さらには強さやチャレンジ精神をも生み出しているのでなはいでしょうか。政治、人権様々な分野において多様なオーストラリアも大好きですが、今私が感じている、独自の歴史から成る日本の感覚も大好きです。皆が同じことを思い付く、考えられるって何だか安心します。そんな日本の文化にハイ・ファイブ!

広報8月号のジェニファーさんコラム
▲洞爺湖に行ったときの1枚。遊びに来る妹と行こうかしら?
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