目指せ五輪!辰巳選手が始動(広報8月号の町長コラム)

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スポーツ振興や子どもたちの水泳、運動指導にあたっていた辰巳遼さんが今年3月末で3年間の地域おこし協力隊の任期を終了した。加えて所属していたプロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」も退団すると発表され、多くの方々が心配されていた。
このたび、元ヴォレアス北海道の古田主将、白石選手と共に町内で記者会見を開き、プロビーチバレーボールチーム「DOTs」を設立。今後の活動として鷹栖・旭川地域を拠点として、「日本代表、オリンピック出場を目標に、世界のトッププロを目指したい」と80人余りのファンを前に力強く表明した。
裏話をすれば、コロナ禍でインターネット上でしか退団発表をできなかったことへの「心のつかえ」が見受けられた3人を目の当たりにし、私から屋外や広い会場を提供するから、鷹栖町で記者会見とファン報告会をしないかと提案すると「やらせていただけるのですか」と、本当にスポーツ少年のような眼差しで即答され、2週間の短時間で開催にまで至ったのだ。
「室内バレーとビーチバレーは同じバレーでも全く違う奥深い競技だと実感しています。しかし、僕たちはゼロからのスタートで成長しかない。世界に挑戦できることを楽しみ、地域の皆さんと新たな目標を共有し、一緒に大きなことを成し遂げたい」と語った。
彼らの「夢授業」で学校の子どもたちに約束した「努力することをあきらめない姿」が、オリンピックの道へとつながっている。

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