スキー連盟 50 周年を祝して(広報4月号の町長コラム)

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鷹栖町スキー連盟が昭和46年に創立され、50周年を迎えられた。
多くのスキー愛好者が会員として組織を支え、発展に導いてこられており、アルペン少年団やスキー教室でお世話になった町民の方も多いと思う。
平成18年に地元の嵐山スキー場が閉鎖されてからは、カムイスキーリンクスでの活動が主体となり、最近は小中学校の授業支援や長崎県松浦市との交流事業でも指導をいただいている。ウインタースポーツの振興に努められてきたことに、あらためて感謝を申し上げたい。
指導員も木下忠行会長のようなご夫婦先生やベテランの三輪先生、氏家先生をはじめ、アルペン少年団OBの方と年代も幅広い。学校授業の指導は平日のボランティアが中心となり、各人が忙しい中、時間に都合をつけて優しく指導してくれる。この活動は決して「当たり前のことではなく、特別なこと」だと、町民の皆さんにも知ってほしい。
女性指導員で、少年団OBの方がいらっしゃり、町内イベントでこちらから声を掛けると「私、スキー連盟で指導しているんですよ。昔、少年団に入っていたけど、今思うと楽しかったからかな。今度は子どもたちにその楽しさを教えようと思って」と嬉しそうに話されていた。
スキー連盟指導員の優しい眼差しは、いつも次代を担う子どもたちに向けられ、ふるさとの楽しい体験と風景は、子どもたちが歳を重ねても、いつまでも「あったかすな思い出」として心に生き続けている。

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