ふるさと応援大使 (広報9月号の町長コラム)

更新日:

  • Twitterでツイート
  • Facebookでシェア

町制50周年記念式典を8月8日に挙行し、多くの来賓、町民の方々のご臨席のもと、先人への感謝と未来への確かな歩みを誓い合った。

式典では、町で初めての取り組みである「ふるさと応援大使」となるHTBアナウンサー・谷口直樹さん、北極冒険家・荻田泰永さん、オペラ歌手・中江早希さんの3名も紹介させていただいた。当日、超多忙なテレビ局勤務の谷口さんから就任あいさつをいただけたことは、心から嬉しく、「一番鷹栖に帰ってくる回数の多い応援大使であり、いただいた900枚のPR用名刺を早くたくさんの方に配り、町のために役に立ちたい」とユーモアも交え、スピーチしてくれた瞬間、会場は自慢の息子を温かな眼差しで愛でるような大きな拍手に包まれた。

荻田さんと中江さんは、スケジュールの都合がつかず、ビデオレターでの紹介となったが、翌週にはコンサートを終え、帰省した中江さんも役場にいらして「私の得意の音楽を生かして、ふるさと鷹栖を盛り上げたい」と、瞳を輝かせてくれた。

地方自治体は「若い人たちが地元に残らないで、高齢化が進む」と嘆くことも多いが、ふるさと鷹栖を胸に他市町で活躍している方々は町の誇りであり、鷹栖町のまちづくりに共感して移住されたり、応援していただける方たちが多くいることは心強い限りだ。

令和元年の節目のいま、町の歴史と先達を大切にして、「自分たちのことは、自分で考え、行動する」自治の原点を忘れず、新たなステージへと飛躍したい。

画像
画像
画像
ページトップへ