2017年 新年のごあいさつ(広報たかす1月号より)

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新年 あけましておめでとうございます。

町民の皆さまには、輝かしい初春を迎えられたことに、謹んでお慶び申し上げます。

 

昨年は、全国各地において災害の多い一年となり、北海道でも台風が連続して襲来するなど、甚大な災害に見舞われた自治体もありました。鷹栖町でも、7月下旬から9月初旬にかけて、台風や低気圧の進路に神経質になる日が続きました。10月は天候不順と降雪により、秋作業ができない等の支障がありましたが、農家の皆さまの日々の管理の賜物(たまもの)で、幸いにして、稲作は平年並みの収穫となり、私も胸をなでおろしました。

また、平成26年に水害が発生した北野東町内では、再びの災害も心配されました。しかし、新しく完成した「釜場」と配備された排水ポンプを活用し、減災作業に尽力した鷹栖町消防団員の皆さまの献身的な働きにより、被害が全くありませんでした。深夜にかけての作業となりましたが、町民の財産と生命を守りたい一心の消防団員の奮闘ぶりには、いつも頭が下がります。

 

地域の更なる活性化や、全ての人が生きがいをもって活躍する社会を目指して「地方創生・一億総活躍社会」への取組みを、鷹栖町でも始めています。町に眠っている魅力ある資源を見つけ、磨き上げ、新たな特産品として全国にPRを積極的に行い、ふるさと納税や東京・浅草まるごとにっぽん出展、北海道庁のラウンジレストランでの農産品提供などの結果、鷹栖町産品の評価は年々高まっており、町内事業者の皆さまの努力が実を結びつつあります。

今後も新たな鷹栖ブランド商品を創り、共に汗を流し、町のトップセールスマンとしての役割を120%の意気込みで果たしたいと考えています。

子どもからシルバー世代までが、明るく活気に満ちた生活を、鷹栖町で継続して送るためには、新たな「あったかすな人たち」が移住しやすい環境づくりが大切です。今年は、「鷹栖地区住民センター(図書室併設)」の建設整備や、新規就農者の受け入れに対応できる「担い手研修センター」の新設、サービス付き高齢者住宅のオープンなども計画しています。

農村部のコミュニティを守ることは、豊かな農地と自然環境を守ることにも通じます。市街地と農村部の良いところを生かしながら、それぞれのニーズに合った、住み替えを促す「鷹栖町版CCRC構想」を進め、町内全体の活性化や「人と人とのつながりや絆」を守り続けたいと考えています。

結びになりますが、本年の酉年が皆さまにとりまして、健やかで飛躍の一年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつと致します。

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