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所信表明「町政担当に際して」

1. はじめに

令和2年第4回鷹栖町議会定例会の開会にあたり、私の3期目の町政担当に際しての基本的な考え方を説明し、町議会議員並びに町民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

今年は、新型コロナウイルスの感染が国内でまん延し、北海道経済にも大きな打撃を与えております。今なお新規感染者の増大が収まらず、我々の生活に大きな影響を与えております。

この度の感染症のような、大きな有事が起きたことにより、これまで想定していた価値観から、新たな暮らし方や働き方の変化が求められ、実行していかなければ、町民の安心や安全を担保できないことを再認識いたしました。

平成27年度に始まった地方創生への取り組みは今年から第8次総合振興計画と時を同じくして、2期目の戦略としてスタートしました。

このような困難な時期だからこそ、地方がその地にあったオーダーメイド型で持続できる取り組みを進める地方創生の実現が必要不可欠と改めて考えております。

人口減少や少子高齢社会の進展は続くものの、鷹栖町の価値は我々鷹栖町に住む住民が、次の時代に確り磨き残していかなければなりません。地方の存在価値が見直されつつある中、今ある人、自然、産業など地域資源を活かし、子どもたちが自信をもって誇れるふるさとにしていくことが、私たちの使命と考え実行してまいります。

この考えから、「誰もが輝けるまちづくり」、を掲げ、この方針に基づき、まちづくりを進める5つの基本施策を町民の皆さまに約束しました。

○あらゆる世代が幸せを追求する 人が輝くまち

○あらゆる人の希望に寄り添う 幸せな暮らしを実現するまち

○あらゆる地域資源を活かす 幸せなしごとをつくるまち

○あらゆる安心を未来へとつなぐ 幸せな環境を持続するまち

○あらゆる人が関係して高めあう 幸せな交流があるまち

を目指したまちづくりです。

社会情勢を鑑みると、今はウィズコロナ、アフターコロナを見据えた、感染症と向き合いながらの取り組みとなりますが、任期中はこれまでの経験を活かし、より社会にあった施策を柔軟に取り入れ、確りと「ふるさと鷹栖」の実現に向けて取り組みます。

 

2. あらゆる世代が幸せを追求する 人が輝くまち

未来を担う子どもたちの健やかな育ちを支援し、環境の充実を図ることが、町を将来にわたり持続に導くために重要な視点であると考えます。

幼児教育から高校卒業までを見据えて、教育機関が連携し、子どもたちの成長を確実とするため、明確な将来ビジョンを共有することで、家庭・地域・学校・行政が一体となり、学びの環境を充実してまいります。

各校の特色を活かした教育活動を展開するとともに、地域に開かれた学校運営を核として、あらゆる児童生徒の学びの希望に寄り添い、きめ細かな支援を実現するため、少人数学級を実現し学びの環境改善を進め、未来を担う人間力を高める人づくりに努めます。

不安定な社会だからこそ、子どもたちを育む環境の充実は、より一層重要となります。家庭や地域社会が一体となり、グローバル社会を生き抜くために成長を促し、本町ならではの資源を最大限に活かした、特色ある教育を展開し、ふるさとに愛着と誇りを持って成長できるよう、「ふるさと共育」に取り組むと共に、英語教育など必要なスキル取得に力を注ぎ、感性豊かに生き抜く未来の可能性に支援します。

また、子どもの自信や自尊心は、誰かに教わるだけではなく、誰かと共に学び合い、関心を広げ、自ら探求する姿勢を育む活動から生まれると考えます。ふるさと鷹栖をフィールドとし、コオーディネーショントレーニングの研究を引き続き進めるとともに、総合型地域スポーツクラブの組織化を進め、地域の様々な団体や町民が一体となって、心も体も強い成長を促す取り組みを進めます。

 

3. あらゆる人の希望に寄り添う 幸せな暮らしを実現するまち

あらゆる人が生涯にわたり、笑顔で暮らすことができる地域づくりに向けて、多世代が交流し、安心して支え合うためのつながりづくりを進めます。一人ひとりが抱える課題を見つめ、寄り添う体制を整えるとともに、立場や状況に関わらず、誰もが自立した日常の暮らしを享受でき、社会的役割が持てるような地域共生社会の実現に努めます。

また、地域共生社会の実現には、すべての世代において、我々一人ひとり健康な状態を持続することが重要と考えます。あらゆる立場の人が、健康で生きがいを持って充実した日々の暮らしを実現できるよう、子どもから高齢者までライフステージに応じた効果的な健康づくりを支援します。

健康データやICT技術の活用を推進し、心身ともに充実できる環境を整えるとともに、地域資源や外部人材を活かし、新たな運動習慣や食育の取り組みを進めます。

また、コロナ禍にあって暮らしの変化は大きいと感じる中、確実な支援体制を整え、生活福祉相談センターでの相談体制を確実に行い、外出自粛により心配な高齢者等の見守りのためのアウトリーチの継続など、引き続きアフターコロナを見据えた取り組みに努めます。

 

4.あらゆる地域資源を活かす 幸せなしごとをつくるまち

本町の恵まれた自然環境や知恵、技術は、先人から引き継いだ重要な財産です。地域で継承された地域資源を最大限に活かし、様々な人材が関わり、まちの魅力につながる基幹産業・農業の魅力化と持続性の構築を推進し、力強い農業への歩みを進めます。

農業後継者はもちろん、域外からの新規就農者など、多くの人材が農村とつながる環境を整備し、未来への可能性を広げる多様性に富んだ農業を支援するとともに、持続可能な農村コミュニティを構築します。

商工業においても、町民の生活を支える基盤であると捉え、まちの顔ともいえる鷹栖市街地の活性化に努めます。安心して買い物ができる環境整備やチャレンジショップや事業継承など新たな起業や活動を推進し、町の資源を活かし取り組む挑戦者を支援します。

また、雇用の場が地域コミュニティに活力を与える重要な役割を担えるよう、働く事業所や雇用者が共に成長できる新たな雇用スタイルを構築し、多様な働き方や就業ニーズに沿った雇用のマッチングを実現する仕組みづくりを進めます。

 

5. あらゆる安心を未来へとつなぐ 幸せな環境を持続するまち

町民の暮らしや交流、活動を支える、本町の良さを活かしたインフラ整備を進め、本町の強みである自然豊かな農村環境と生活しやすい都市機能が調和したまちづくりを継続します。

自然環境と都市機能の調和は、鷹栖町が持つ魅力あるまちの形であり、未来永劫持続するためには、市街地の都市機能と優良な農業地域を活かした地域づくり形成に向けた取り組みを進めることが必要です。

鷹栖市街地は、町の中心部として安心して暮らせる地域として、エリアマネジメントを住民と行政が協働で進めます。基本構想づくりから住民と行政が協働で地域計画の策定を実行し、未来に魅力を持続する取り組みを強化します。

農業地域においては、持続して地域を維持できるよう地域運営組織化を目指し、現在進めている北斗地区、北成地区をモデル地区と認定し、今後は中央地区も両地区同様に地域との協議に取り組みます。住民と行政が役割を明確にした新たな地域づくりに向け、引き続き取り組みを進め、各地区が鷹栖市街地を中心市街地とした小さな拠点として活動し、安心して暮らせる協働体系づくりに努めます。

また、2025年には、本町の高齢者の人口ピークを迎えます。高齢になっても安心して生きがいをもって暮らせる環境整備に努めます。

自然災害など有事の際には、地域の自主防災力の強化を図ることが重要です。各地区と連携し、人命や財産を守り、地域団体と連携して自主防災組織が始動できるよう地域環境を構築し、減災や被害防止に努めます。

 

6. あらゆる人が関係して高めあう 幸せな交流があるまち

地方創生を進める上で、重要な視点として鷹栖町版CCRC構想「あらゆる世代の希望が叶う全世代・全員が活躍できるまち」をコンセプトに掲げています。まちの暮らしと強みを磨くことで、鷹栖町の暮らしに共感し、地域に関わる人が増える好循環を生み出して、地域へ参画する総量を増やすための関係人口の獲得に取り組みます。

ターゲットにあわせた戦略的な広報・広聴活動により情報発信と収集に努め、「共に考え、実行するため」の体制を強化するとともに、広く町内外のそれぞれへ効果的な情報発信を行い、鷹栖町のブランドイメージを構築し、ファンを増やすことにつながるプロモーションを展開します。

また、持続的に安定した行政経営を進めるためにも最小の経費で最大の効果を発揮するため、現在進めている行財政改革に向けた検討を深化し、選択と集中をより一層明確化し、効率的で効果的な行財政運営に取り組み、将来世代への過度な負担を残さないよう財政規律を堅持します。

 

7. むすび

以上、私の3期目の町政に取り組む基本的な考え方を申し上げました。

明治25年に開村した「鷹栖」は、先人のたゆまぬ努力を礎に、現在では全国でも有数の農業地帯としての地位を確立し、ブランド米「ゆめぴりか」や「ななつぼし」をはじめとした良質な農産物やトマトジュース「オオカミの桃」などの特産品が、高い評価をいただく中、事業者の皆さんの努力により、牛肉やシカ肉、多くの農産物による特産品が生まれています。

健康づくりや誰もが安心して生活できる福祉の充実、学校区ごとの地域における社会教育に力を入れ、暮らしの豊かさを感じられる取り組みを進めてきました。

第8次総合振興計画においては、「まちづくりへの決意」として「町民の決意」「行政の決意」「連携の決意」を記載させていただきました。これは、このまちに暮らす人の日常をつくる主体となるのは当事者である住民であり、その実現に向かう活動を側面支援するのが行政が行う本来のまちづくりの姿に対して、確り取り組みを進めたいと考える意思表示であります。

課題は山積しておりますが、鷹栖町が有する機能や価値は、高いと考えておりますし、コロナ禍の今まさに見直されつつものもあると確信しています。未来に対し重要な資源を保全しつつ、更に磨き上げ未来に向けてつなげ、成長させることは私たちに課せられた使命です。

他人事ではなく自分事として「共に考え、目的達成のために共に行動する」ことを町民の皆さまと共有し、改めて全身全霊の力を注いで町政に取り組みますので、町議会議員の皆さま、町民の皆さまのご指導、ご協力をお願い申し上げ、町政担当に際しての方針とさせていただきます。

最終更新日:20201215

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