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消費生活に関する情報(スプレー缶で思わぬ事故が発生)

スプレー缶で思わぬ事故が発生しています!

以下、独立行政法人 製品評価技術基盤機構より情報提供されているものです。

 報道によれば、先日、札幌市でスプレー缶のガスに引火した事故が発生し、同じ頃名古屋市ではスプレー缶本体が加熱されて破裂した事故が発生しました。改めてスプレー缶の正しい取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。

1.2013年度から2018年度(11月30日まで)の間で、NITEに製品事故報告があった情報※1のうち、「スプレー缶」による火災や破裂に至った事故は、27件※2ありました。重傷3人、軽傷12人の人的被害があり、22件が火災となっています。稼働中の石油ファンヒーターなどの暖房器具の近くにスプレー缶を置いたり、使い切っていないスプレー缶からガスを抜いた後にガスコンロを点火したりして、火災に至っています。また、シュレッダーや換気扇、掃除機などに潤滑剤などのスプレーを使用したところ、動作時の火花で引火したりするなど、思わぬ事故が発生しており、注意が必要です。
2.スプレー缶に充填されている噴射ガスの多くには、可燃性ガス(LPガス※3、DME※4等)が使用されています。
3.スプレー缶を使用する際は、特に以下の点に注意することで、事故を未然に防ぎましょう。

火気のある場所の近くでは使用しない

可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガスに引火して急激に燃え広がるおそれがあるため危険です。「使用上の注意」や「警告表示」に従って、火気のある場所の近くでは使用しないでください。

使用時や使用後は出入り口を開けるなどして十分に換気を行う

 可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時はガスが滞留しないように気を付けてください。換気が終わるまでは、ライターや火花が発生する機器 (ガスコンロ、換気扇、掃除機など)を使用しないでください。

暖房器具の近くや直射日光が当たる場所など、高温になる場所にスプレー缶を置かない

 冬の寒いこの時期は特に石油ファンヒーターやガスファンヒーターなどの暖房器具の近くにヘアスプレーなどのスプレー缶を置かないでください。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂するおそれがあります。

最後まで出し切ってから廃棄する

 中身を使い切ってスプレー缶を捨てるときは、屋外の風通しのよい場所で、スプレーボタンを押すなどして※5、中身を出し切ってください。スプレー缶を振って、「シャカシャカ」などと音がする場合は中身が残っています。
スプレー缶に中身が残っている状態で穴を開けると漏れ出た可燃性ガスに引火するおそれがあります。なお、廃棄方法については、自治体の指示に従ってください。

(※1) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された火災に至らなかった非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※2) 平成30年11月30日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。屋外での使用時に発生したものを対象とする。
(※3) 液化石油ガスの略。ブタンやプロパンが主成分。空気より重いため、下にたまる。
(※4) ジメチルエーテルの略。空気より重いため、下にたまる。
(※5) 最近の製品には残ガスの排出機構(ガス抜きキャップ)が付いたものがあります。スプレー缶の本体表示に従って処理をしてください。

 

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最終更新日:20181227

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